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【球界ここだけの話(447)】テストで西武入りの木村昇「辛かったこともあった。勉強になった」

【球界ここだけの話(447)】

テストで西武入りの木村昇「辛かったこともあった。勉強になった」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
居残りでティー打撃を行う西武・木村昇=宮崎・南郷

居残りでティー打撃を行う西武・木村昇=宮崎・南郷【拡大】

 広島からFA宣言し、西武の宮崎・南郷キャンプにテスト生として参加していた木村昇吾内野手(35)が5日、合格。西武入団が決まった。

 FA宣言も所属先が決まらず、テストを受けるという史上初の展開となったが、当初は獲得に乗り出していた球団もあったと聞く。「ここまでいろいろあり、辛かったこともあった。勉強になった。自分で決断したことだから、何の悔いもない。僕らは自分の評価でやっているのではなく、他人の評価でやっているということを再確認した。誰に文句言っても(決めたのは)自分なんで」と恨み節を口にすることはなかった。

 とにかくイキイキした姿が印象的だった。全体練習後に連日1時間近くティー打撃を行うなど、楽しそうに練習をこなし「モチベーションがどれだけなのかというイメージが強かった。チームになじめるか」と話していた球団幹部の心配は、取り越し苦労に終わり、早い段階での合格発表となった。

 FA選手のテスト生ということで注目を集め、連日インタビューなども依頼されたが「注目してもらえた方がうれしい。野球選手は注目されてナンボですから。使ってもらってありがたい」と疲れている中、嫌な顔ひとつせず、取材にも応じていた。

 そんな木村がFAした最大の理由は、出場機会を求めたものだった。

 昨年は72試合の出場も、本職の遊撃でわずか1試合。三塁で53試合、二塁で3試合、一塁で15試合だった。

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