今春の中村は仕上がりが早い。フリー打撃で推定160メートルの特大弾を披露した (撮影・山田俊介) 西武春季キャンプ(4日、宮崎・南郷町)民家の壁に残った「Lマーク」が、疑いようのない驚弾の証し-。西武・中村剛也内野手(32)が4日、宮崎・南郷キャンプの打撃練習で、左翼後方の民家に直撃する場外弾を放った。
自身7度目のキングを目指すおかわり君が、大デモンストレーションを敢行した。高々と舞い上がった打球は、追い風にもグングン乗り、左翼フェンスまで100メートル、さらに20メートル奥にある高さ30メートルの防球ネットを軽々と越え、道路をはさんだ民家の壁にズドン。衝撃の160メートル弾だ。
「追い風だったので、狙っていました。手応えはかなりありました。まあ打撃練習なんで」
本人は涼しい顔。幸いにも民家は無事だったが、壁にはボールに刻印してあった青い「L」のマークがくっきり。まるで漫画のような展開に、中村も「嘘っ!?」と目を丸くした。
キャンプでは狭い球場を使用するチームもあるが、南郷は西武プリンスドームと同じ広さ。中村が「珍しいです」と言うように、簡単に場外弾が出るものではない。今年のおかわり君は、例年になく早い仕上がりだ。 (塚沢健太郎)