2016.1.30 05:02

「34の瞳」小豆島、21世紀枠で初の聖地へ!/センバツ

「34の瞳」小豆島、21世紀枠で初の聖地へ!/センバツ

小豆島の2年生は29日夜に修学旅行から帰った。港で出迎えた1年生や島民とバンザイして喜ぶ

小豆島の2年生は29日夜に修学旅行から帰った。港で出迎えた1年生や島民とバンザイして喜ぶ【拡大】

 第88回選抜高校野球大会(3月20日から12日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が29日、大阪市内で開かれた。

 午後3時3分。部員17人の小豆島に吉報が届いた。伝達式が行われた体育館で杉吉勇輝監督(32)が初の甲子園出場にガッツポーズだ。

 「島のみんなが喜んでくれた。うれしいです」

 離島のハンデを力に変えた。「ゲームセンターもイオンもない。野球に集中できる」と利点であることを強調した。

 創部90年の歴史ある野球部だが、過疎化で部員が4人になったことも。自律心を養う教育で、昨秋の香川大会ではのちの明治神宮大会王者・高松商を破って初優勝して、実力は折り紙付きだ。

 この日、2年生の8人の部員は北海道への修学旅行最終日。羽田空港で知らせを受け、午後9時半ごろに帰島して待っていた1年生と島民と喜びを分かち合った。指揮官は「よほど準備しないと相手と戦う前に負けてしまう。自分たちのできることに集中する。ここからがスタート」と意気込んだ。 (玉木充)

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(紙面から)

  • 第88回選抜高校野球大会の21世紀枠で初出場が決まり、跳び上がって喜ぶ小豆島の選手たち=香川県小豆島町
  • 第88回選抜高校野球大会の21世紀枠で初出場が決まり、喜ぶ小豆島の野球部員ら=香川県小豆島町
  • 甲子園出場が決まり帽子を投げ上げて喜ぶ小豆島の1年生部員たち=香川県小豆島町
  • 部員らに胴上げされる小豆島・杉吉監督=香川県小豆島町
  • 校長室で甲子園出場決定の連絡を受ける小豆島・岩澤校長=香川県小豆島町