打撃練習など練習を反復した楽天・栗原。練習の多さに周囲も驚いた=コボスタ宮城室内練習場(撮影・土谷創造)
ギャラリーページで見る 楽天の栗原健太内野手(34)が24日、移籍後初めて仙台で練習した。練習量の多さに、周囲が目を丸くするなど、復活への熱き思いが伝わってきた。
「スタメンで出たい気持ちがある。いつもより負荷をかけて、体幹トレーニングなどの練習を多めにやっています」
基本となる練習を入念に反復。走り込み、ノックを受け、バットを振り込んだ。球を置いたティー打撃では、バランスボールに座って打ち込み「体幹と股関節を意識して、下半身が崩れないように、上半身の動作を確認するためです」と説明してくれた。
右肘手術を受けた2012年5月上旬以降、患部の痛みと闘ってきたが、現時点で「体の状態はいいです。とにかく、アピールしないといけない立場なので、結果を残したい」と、沖縄・久米島キャンプ(2月1日開始)に向けて、準備は整った。
一発がほしい。11年10月8日のヤクルト戦(神宮)以来、遠ざかっている1軍での本塁打について、「最近、打ってないので打ちたいですね」と意欲を口にした。復活の先には、カムバック賞も視野に入るが、「取れたらうれしいけど、(楽天に)拾っていただいた立場なので、チームに貢献したいです」とフォア・ザ・チームを最優先した。
仙台では、家族を広島に残して単身赴任となる。仙台入りした23日は「広島空港まで、家族が見送りに来て『頑張って』といってくれました。家族のためにも頑張りたいです」。復活に向けて大きな援護となるに違いない。
山形県天童市出身の栗原には、東北の血が流れている。新天地での熱い声援も背中を押してくれるはずだ。まずはし烈な内野のレギュラー争いに挑む。背水となる南国の地で、復活にかける男に注目したい。(楽天担当・広岡浩二)