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【球界ここだけの話(415)】遅刻、ロッカー汚れも当たり前! サバイバルで揉まれたオリ・山崎福に期待 

【球界ここだけの話(415)】

遅刻、ロッカー汚れも当たり前! サバイバルで揉まれたオリ・山崎福に期待 

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックス・山崎福也

オリックス・山崎福也【拡大】

 先発は右右右…リリーフも右右右…。ここまでバランスが悪い投手陣も珍しい。もちろん、オリックスのこと。金子、ディクソン、西、東明の先発4本柱に、平野、岸田、佐藤俊の救援陣、さらには抑え候補の新外国人コーディエも右。福良監督は「左打者を抑えられない左腕よりは、左にも攻めていく右腕でいいよ」と強がってみせるが内心は「?」のはず。

 そんな指揮官がひそかにローテション入りを期待するのが2年目の左腕・山崎福也。ルーキーイヤーに12試合に先発(3勝6敗)したイケメンを「たくましく成長してほしいから」と送り込んだのがプエルトリコのウインターリーグだった。

 メジャーの40人枠の選手が来季に向けて実戦経験を積むハイレベルの舞台は、武者修行には最適の場。山崎福は3勝3敗、防御率1・69。32イニング投げて26奪三振。格上とも思える打者たち相手に結果を残した。

 「もともと変化球に自信があったので、真っすぐの強さを意識して、内角を攻めました」

 抑えること以上に、見るからに怖そうな顔の打者に平然と内を攻め切れたことは収穫、と同行した関係者も評価した。

 ただ、そんな表面上のことよりも異文化が山崎を鍛えあげたらしい。

 「まず、ロッカーが汚いでしょ。日本は信じられないぐらいキレイなんだと思い知らされました。みんな、時間にルーズ。練習なんか、平気で遅れてきますから」

 山崎とともに海を渡った、プロでは1年先輩となる吉田一将も「試合ですら普通に20分ぐらい遅れますから。打った瞬間に停電で真っ暗、1時間中断なんてのもありました」と笑う。

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