2015.12.31 12:00

元巨人投手・堀内恒夫氏「首相は長嶋さんに感じが似ている」(1/2ページ)

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参院議員の元巨人・堀内氏(撮影・斎藤良雄)

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V9エース、国会で“初登板” 〈プロ野球巨人の「V9時代」のエースとして活躍した。平成25年8月に参院議員に繰り上げ当選。今年4月8日の予算委員会で“初登板”し、安倍晋三首相に直球勝負を挑んだ〉

 打者よりも近い距離に首相がいるんだ。びっくりするね。あれは緊張するって。首相は長嶋(茂雄)さんに感じが似ている。一国の首相になる人はやはり何か雰囲気を持っているんだろうね。座っている感じがなんとなく違う。久しぶりに「おっ」と思った。国を背負っているというかね…。ルーキーの時は相手打者に緊張しなかった。だって、こっちにはON(王貞治、長嶋)がいるんだぜ。対戦する打者よりも、後ろで守っている人たちに緊張したもんだよ。

 首相は予算委で「堀内さんが活躍していた頃、私はアンチ巨人であり、本当に憎たらしいピッチャーだなと思いながらも『この人はすごいな』と思った」と答弁してくださった。国会議員に野球好きは多いんだよ。国会内の喫煙所に行くと野球の話ばかり。共産党の議員さんから「応援していました」と言われたこともある。民主党議員からも声をかけられるよ。

 〈甲府市出身。実家は製糸業を営んでいた。安価な中国産生糸の輸入の影響で、市立甲府商在校時に家業が傾く。生活を支えるべく中退してプロ野球入りを決意するが、父から「少なくとも高校を卒業してからにしろ」と止められた〉

 中退を思いとどまり「さあプロに入ろう」と思った年にドラフト制度が導入された。前年に入った先輩は6千万円ぐらいの契約金をもらっていたが、高校卒業まで待った俺は1千万円。この差は大きいよ。

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