アンダーアーマーのブランドハウス福岡天神でオープニングイベントに参加した松田(左)と柳田 オフになっても「熱男」が止まらない。福岡の中心部・天神のど真ん中。思わぬところに人だかりができた。
12月からスポーツ用品メーカーのアンダーアーマーの「ブランドショップ福岡天神」が開店。17日にオープニングイベントが行われ、同社と用具契約を結ぶ松田宣浩内野手と柳田悠岐外野手が登場した。サプライズはイベントが終わった後だった。報道陣の取材を受けていた松田が突然、動いた。店外からのぞくことが可能なショーウインドーの前。何を思ったのか、腕を組んで真顔で仁王立ちした。
「マネキンしよ! マネキンしよ!」
等身大の人形どころか、頼まれてもいない本人が同社製品の服を着て直々にPR。イベントで閉店中とはいえ、周囲が気がつくまでに時間はかからなかった。通行人が通り過ぎた瞬間に、一歩下がって目を丸くする。そんなファンが1人、2人と増えて、2、3分間で20人近くが集まった。
中で見ていた柳田やショップスタッフは当然のように爆笑だ。それでも表情を変えずにマネキンを演じ続けるのが、松田のすごさ。
ツイッターなどで、すぐにつぶやかれるのでは? 関係者の心配に、一瞬ハッとしたような表情も、すぐに絶妙の切り返し。「それが目的ですよ! 人が集まって、いい宣伝になるでしょ、ちょうどアンダーアーマーの服を着てるし!」。普通は人目を避けようとする有名人らしからぬ行動。役目を終えると柳田に向かって「早く、お前もやれ!」と連呼した。恥ずかしがっていた後輩も結局、後に続くことに…。このパワーと影響力が明るく、強いソフトバンクの土台だ。