新入団選手発表会見でポーズをきめる(3列目左から)ソフトバンク・茶谷、黒瀬、川瀬、(2列目左から)小沢、工藤監督、谷川原、(1列目)高橋=福岡市内のホテル(撮影・中川春佳) ソフトバンクの新入団選手発表会見が2日に行われた。支配下選手は高校生ばかりの6人というフレッシュな顔ぶれ。目玉はもちろん、高校ナンバーワン右腕のドラフト1位・高橋純平投手(県岐阜商高)だ。ただ、会場に集まったファンを最も沸かせたのは別の選手たちだった。
3位の谷川原健太捕手(豊橋中央高)、4位の茶谷健太内野手(帝京三高)、5位の黒瀬健太内野手(初芝橋本高)。そう、6選手のうち3選手の名前が「健太」なのだ。珍しい光景を意識してか、球団が用意したビデオメッセージに登場した先輩は、ゴールデングラブ賞に輝いた今宮健太内野手。「今年の新入団選手のみなさん印象は…非常に健太が多い」と、笑いを誘った。
「僕を入れて4人ですか」と、歓迎した今宮は健太会のリーダーとして後輩たちにさっそく宿題。「それぞれニックネームを用意してくること」と、指令を下した。すでに新人の間では、タニモ(谷川原)、チャー(茶谷)、クロ(黒瀬)と呼び合っているようで、まぎらわしくなる心配はなさそうだが…。
俊足強肩で将来の正捕手を目指す谷川原、非凡な打撃センスを生かして投手から打者に転向する茶谷、高校通算97本塁打の黒瀬。いずれも大きな未来を期待されて獲得された逸材だ。24歳の今宮が中心選手に成長し、数年後には3人の中からスターが誕生していても不思議ではない。
かつて広島はエースの前田健太投手と4番の栗原健太内野手が投打の軸としてチームを引っ張った。来季は前田が大リーグに挑戦、栗原は楽天でプレーすることが決まっており、コンビは解散だ。次の健太フィーバーは福岡から? 4人の健太が景気よくスタートを切った。(安藤理)