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優勝へ東京D殴り込み!和田虎、“三本の矢”でGに引導渡す

優勝へ東京D殴り込み!和田虎、“三本の矢”でGに引導渡す

G戦の先陣を切るランディ・メッセンジャー=神宮外苑(撮影・安部光翁)

G戦の先陣を切るランディ・メッセンジャー=神宮外苑(撮影・安部光翁)【拡大】

 頼れる“3本の矢”でねじ伏せる。巨人のチーム打率・239は、リーグワースト。そんな打線に対し、指揮官は最高の3投手をぶつける。第1戦はメッセンジャー、第2戦は能見、そして第3戦は藤浪が先発予定。G倒ローテで3連勝を狙う。

 「しっかりここを取っておけばというところ。大事な試合になる」

 藤浪にも自然と気合が入る。東京ドームでの巨人戦は、1年目の2013年8月4日に白星を挙げてから5連敗中の“鬼門”だ。それでも、前回14日のヤクルト戦(神宮)でハーラー単独トップの10勝目。序盤は制球に苦しんだが、中盤以降に立て直し、さらなる進化を示した。

 「試合中に修正できることはいい。でも、初回からいいピッチングができるように心がけたい。立ち上がりはビシッといきたいです」

 昨年8月の東京ドームでの6試合で2勝4敗。そのうち、藤浪は2敗した。チームにとっても、自身にとっても、今年は乗り越えないといけない。

 「変なものを背負って乗り込むんじゃなくて、日々新たという気持ちでいっている。条件に左右されずにきょうの一戦をどう戦うか。その積み重ね。1試合1試合をあと36回やる。そういう思い。今はね」

 和田監督はそう強調した。きょうからの3連戦で2勝1敗以上なら、巨人の自力優勝の可能性が消滅する。ライバルに引導を渡し、Vロードを突っ走る。 (白石大地)

データBOX

 阪神が巨人3連戦(東京D)に2勝1敗か1勝2分けで、巨人の自力Vが消滅する。阪神が2勝1敗の場合、巨人との残り5戦以外を全勝すると、87勝55敗1分け、勝率・613。巨人は残り30試合全勝しても、86勝56敗1分け、勝率・606と阪神の勝率に届かない。同様に阪神が1勝2分けの場合、86勝54敗3分け、勝率・614。巨人は85勝55敗3分け、勝率・607と阪神を上回れない。

阪神・2013、14年8月後半、東京ドームでの失速VTR

 ★2013年 首位・巨人と5ゲーム差で迎えた8月27~29日、同一カード3連敗。初戦は内海に7回1/3、無失点の好投を許し、0-4。2戦目は村田の2戦連続本塁打と適時打で3-5。3戦目は3番手の松田が長野にサヨナラ弾を浴びた(2-3x)
 ★14年 8月12日の1戦目を勝利し、首位・巨人と0・5差にするが13日の2戦目は岩田が序盤に4失点で1-5、3戦目は藤浪が先発。1-1の四回に井端に勝ち越し犠飛を許すなど、1-4で連敗。26日は呉昇桓がロペスにサヨナラ打を浴びた(3-4x)。28日は藤浪が5回4失点で、鳥谷と梅野の2安打のみで0-4の完封負け。2・5差に広がった。

(紙面から)

  • 3戦目を託される藤浪は神宮室内で調整。“魔の東京ドーム”でGに引導を渡す(撮影・安部光翁)
  • 「期待に応えたい」。和田監督の言葉に自信がにじむ
  • G2戦目を託される能見篤史=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • キャッチボールの阪神・藤浪=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • トレーニングを行う阪神・藤浪=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • 練習を見守る阪神・和田監督=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • トレーニングを行う阪神・能見=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • ストレッチする阪神・メッセンジャー=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • 打撃練習をする阪神・隼太=神宮外苑(撮影・白鳥恵)
  • フリー打撃の阪神・梅野=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • 引き上げる阪神・梅野=神宮外苑(撮影・安部光翁)
  • 平田ヘッドコーチと話をする阪神・和田監督=神宮外苑(撮影・安部光翁)