2015.7.26 08:48

静岡商・森、逆転呼んだバッテリーの絆「(捕手の)戸田と一緒に勝つ」/静岡

静岡商・森、逆転呼んだバッテリーの絆「(捕手の)戸田と一緒に勝つ」/静岡

力投する静岡商・森

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 第97回全国高校野球選手権大会静岡大会準々決勝(25日、静岡商4-3浜松市立=延長十回、清水庵原)静岡商が浜松市立に4-3で逆転勝利。5番・戸田が3安打2打点の活躍を見せた。

 全力で投球するたびにマウンドに舞い落ちる、汗と土にまみれた白帽。今では、遠目にはしま模様に見えるほど汚れてしまったが、静岡商・森亮太投手は「全力で腕を振り続けてこられた証しです」とあえて汚れを落とさずにいる。

 昨秋からエースの座をつかんだが、右肩を故障し春の地区大会では登板の機会がなかった。チームも2回戦で敗退し、「迷惑をかけた分、夏は絶対に一人で投げ抜く」と決意。この日も延長十回を投げきり、150球を超えても投球は終盤になるほど切れ味を増した。

 序盤は2点差を追いかける苦しい展開だったが、八回に女房役の戸田の適時打で同点に。直後の打席に立つと、「どんなボールでも打ってやる」と高めの直球を振り抜き、戸田を生還させて逆転に成功。「戸田と一緒に勝つ」というバッテリーの絆が逆転勝利を呼び込んだ。

 準決勝の相手は、長年目標としてきた優勝候補筆頭の静岡。「いつもと変わらず、気持ちで立ち向かっていくだけ」と、今大会5度目の全力投球で臨む。(産経新聞 村嶋和樹)

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