9日からの仙台、札幌遠征は6戦全敗。常に前向きの指揮官だが、札幌到着の夜はネオン街も目に入らず「悔しさがこみ上げてきた」。ルームサービスで夕飯を済ませ、ワインを流し込んだ。
この日の試合後はコーチ陣と話し合い、砂田の先発ローテ入りを決断。先発から1人を配置転換し、中継ぎ8人体制で19日からの広島戦(横浜)に臨む。「足も絡める」と4人程度の野手入れ替えも明言。2年目の関根、D3位・倉本(日本新薬)らの昇格も期待され、巻き返しへ「チーム再編」を断行する。
パ優勢の理由を「『パワーのパ』だね」と分析し、「いいことを教わった。力負けを真摯(しんし)に受け止めればいい」と組織力での挽回を誓った中畑監督。セ球団の低迷で、これだけ負けても首位巨人とは1・5ゲーム差の2位。幸運にも、17年ぶりの優勝は遠ざかっていない。 (志田健)