守護神が見た目も、投球もイメチェンで2015年に臨む。呉昇桓がまずは茶髪を説明した。
「1回やってみたかった。初めてだ」
韓国時代にも一度も染めたことがなかった変化で周囲を驚かせた男が、投球でも変化に挑戦する。
「多めに投げて、打者の反応を見てみたいと思っています」
多めに投げると宣言したのはツーシーム。キャンプ中から精度向上に努めてきた、ことしのカギを握る球だ。サンケイスポーツ専属評論家、田尾安志氏とのキャンプ中での対談でも「今季の配球で頻度を増やしたい」と誓っていた。いよいよ、実戦段階に入るわけだ。
他の選手とは大幅に遅れての初登板だが、石仏のニックネーム通り、平常心は変わらない。落ち着き払っている。
「(気持ちは)いつもと同じ気持ちです。(テーマは)何試合か投げるので、その都度確認したいことをしていければ」
2勝39セーブ(4敗)をマークした昨シーズン。フル回転したポストシーズン。その盤石な姿に、イメチェンでプラスアルファが加わる。中西投手コーチは「九回や。本人の調整を考えて。連投はさせない」と説明した。誰も心配していない。