2014.7.29 21:27

ヤクルト・八木、あ然…完封目前に指つった!マウンドに戻れず「申し訳ない」

スタンドに手を振る勝利投手のヤクルト・八木=甲子園球場(撮影・中島信生)

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 (セ・リーグ、阪神0-4ヤクルト、12回戦、阪神7勝5敗、29日、甲子園)ヤクルトの八木亮祐投手(23)が先発し、阪神打線を4安打7奪三振と完封ペースだったが、8回0/3で指がつり、一度ベンチに下がった。マウンドに戻ろうとしたが、直前に小川監督が選手交代を告げており、時すでに遅し。それでも八木は完封こそ逃したが、5勝目(4敗)を挙げた。

 一回を3者凡退で斬った八木は、二回に先制の2点をもらったその裏、二死三塁のピンチを背負うも福留を二ゴロに仕留めた。五回は二死一、三塁と再び窮地も、岩田を二ゴロで得点を許さない。

 そして九回無死一塁。八木は指がつってベンチに下がると、高津投手コーチと言葉を交わした小川監督が投手交代を告げた。その直後、ベンチからマウンドに戻ろうとした八木の姿が。すでに選手交代が告げられ戻れず、八木はベンチでしばらくあ然とした表情だった。2番手で登板したバーネットが無失点に抑え、ベンチで悔しい表情の八木に白星をプレゼントした。

 プロ2度目の完封を目前に残念なアクシデントで降板した八木は「ちょっとつってしまったんですけど、そういう形で降板することになって申し訳ない」と笑顔はない。「(阪神は)強力打線なんで、不用意に行かないように自分なりに考えて投げた。相川さんがうまくリードしてくれて、回の間にも声をかけてもらった。(初めての甲子園での登板に)緊張しました。自分のピッチングができてよかった」と振り返り、阪神の声援に「ものすごく力強い。耳に響くけれど、気持ちだけは負けないように投げた」と話した。8月の戦いへ「チーム状況は悪いですけど、まだ取り返せると思うので、一戦一戦しっかり投げたいです」と最後まで笑顔のないヒーローインタビューとなった。

小川監督(八木に)「言うことない。制球も球威も、ことし一番だったんじゃないか」

相川(二回に犠飛。好リードも見せ)「チームを勝たせることしか考えていない。捕手とはそういうもの」

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