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レオの意地!元エース完全攻略に伊原監督「涌井はあんなもん」

浅村が九回に2号2ラン。ベンチ前で万歳して喜んだ(撮影・高橋朋彦)

浅村が九回に2号2ラン。ベンチ前で万歳して喜んだ(撮影・高橋朋彦)【拡大】

 FAで去った涌井を打ち崩し、伊原西武が初勝利を挙げた。3番に打者転向2年目の木村、捕手に上本を起用。打線の組み替えが功を奏した。

 三回に同点とし、なおも一死一、二塁で、木村が外角のフォークに食らいつき、右前に弾き返した。投手として2007年に高校生D1位で入団した木村(埼玉栄出)は、2年先輩だった涌井の弟分。「走者が前に出ていたので、かえそうと思った」と“恩返し”の一撃を振り返った。

 詳細こそ明かさないが、涌井の緻密なデータが生きた。田辺打撃コーチは「過去のデータから絞り球を徹底した。コースをしっかり絞り、確率の高いコースを狙った」と指示。西武で9年を過ごした元エースの攻略を選手も一丸で遂行した。

 伊原監督は「涌井はあんなもん。ここ2年ぐらいは四、五回ぐらいでスピード、切れがなくなってやられていた。今日はよく持ったんじゃないですか?」と当然の結果だと言わんばかりだ。

 指揮官は炭谷からの初星のボールを受け取らず「俺がもらっても、屁の突っ張りにもならない。もっと欲しいものがある」。選手会長として初勝利した牧田にプレゼントしたのも反撃に自信があるからだ。

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(紙面から)