ゴメスの獲得が正式決定した昨年11月、和田監督は「相手に与える印象や恐怖感が違ってくる。核になってくれるような打撃をしてほしい」と喜んだ。昨季3Aで29発の新助っ人を、早々に「4番」に明言。昨季、新井良にマートン、そして鳥谷と「4番」を固定できなかった。だから自らも球団に訴え、苦心の末に獲得したのが、ドミニカ共和国の大砲だ。
右ひざに関しては沖縄県内の病院で「異常なし」と診断されたが、前日26日にチーム便で帰阪したゴメスは、大阪府内の病院で改めて検査を受ける可能性もある。
3月1日からの高知遠征(1日、練習試合・対ロッテ、2日、対西武)は不参加。福岡遠征(4、5日、オープン戦・対ソフトバンク)の出場も厳しく、最短でも7日のロッテ戦(甲子園)となるが、右ひざの状態しだいでは、さらに実戦デビューが遅れる。将の言葉通りなら、最悪の場合3月下旬のオープン戦復帰まで考慮に入れて、ギリギリまで開幕4番構想を貫くことになる。
和田監督は「(日本の投手への対応が)1番大事になる」と新外国人の成功ポイントを挙げ、オープン戦もできる限り出場させる方針だった。実戦4試合で打率・818(11打数9安打)と打撃好調の新井の「開幕一塁」も現実味を帯びているが…。