2012.12.10 11:33

来季フル回転!マエケン、披露宴で決意スピーチ(2/2ページ)

結婚披露宴を行ったマエケン。招待したヤクルトの由規(右)、増渕(左)と記念撮影

結婚披露宴を行ったマエケン。招待したヤクルトの由規(右)、増渕(左)と記念撮影【拡大】

 浮かれはしない。白のタキシードで笑顔満開の前田健。披露宴は、先に東京でも行っており、2度目だ。この日は、チームメートら広島の関係者を中心に150人以上を招待。マイクを握って2013年への決意も込めた。

 「1月10日から、ハワイでスタートします」

 初の海外自主トレ。初体験のWBCでは、球界の代表として3連覇に貢献する。さらに、鯉のエースとして悲願のAクラス入り。充実した1年を送るため、新たな挑戦だ。例年の拠点、沖縄球場の改修工事もあって検討していたが、WBC代表候補にも選ばれた。

 「例年より早めの調整になるけど、しっかり体を作って、日本代表として貢献できるように頑張ります」。いつものスロースタートを返上。温暖なハワイで、早めに肩を作ることを決めた。

 入籍後も、常に野球優先だった。年末は新婚旅行。夫婦水入らずで欧州に発つが、年明けには、楽天・田中らとの「88年会」の活動も予定されている。多忙の傍ら、その前後は東京都内のトレーニング施設へ。体をチェックして、新しいトレーニングメニューも作成する。

 そんなエースを、出席した野村監督も祝福。「今季は奥さんの存在が力になった。WBCもフル回転するし、結婚はいいんじゃないか」。今季の右腕は、好不調の波も少なかった。夫人のサポートを得て食事を改善し、体調管理に務めた成果。新婦はチームにとっても心強い。そして、指揮官は続けた。

 「WBCに出たから(不振)なんてことはない。メンタルも体力も技術も、そんなにやわじゃない。心配していない」

 シーズンとWBCの二兎を追え。裏を返せば、言い訳は許さない。人生の伴侶のアシストも受けたマエケンが、また新境地を切り開く。(安藤理)

★例年より早く2・1投球練習

 例年の前田健は、1月中旬に沖縄入りし、広島ナインとともに自主トレを本格的にスタート。春季キャンプの第2クールからブルペン入りしていた。今回は、例年の沖縄入りよりも1週間ほど早く、キャンプインと同時に捕手を座らせて投球練習を行うことも検討中だ。ハワイに同行するのはトレーナーのみ。「知らないところに誰か連れていって、成績が悪くなったら悪い」。単身自主トレも初めてだ。

(紙面から)