2012.12.9 05:03

球児、最大17億円!借金「40」カブス救う(3/3ページ)

特集:
藤川球児
笑顔で背番号11のユニホームを手にする球児(右はホイヤーGM、撮影・リョウ薮下)

笑顔で背番号11のユニホームを手にする球児(右はホイヤーGM、撮影・リョウ薮下)【拡大】

★1年目は中継ぎ

 会見でカ軍のジェド・ホイヤーGM(39)は来季の抑えは、今季20セーブのカルロス・マーマル投手(30)と明言した。1年目の藤川はセットアップなど中継ぎで起用して、2年目に抑えを任せる構想のようだ。

 球児は持ち場について「チームが決めることなので、それに従って頑張りたい」とコメント。ポジションにかかわらず、全力でチームの勝利に貢献する。

★当面は単身赴任

 藤川はシカゴでの会見を終えると再びロサンゼルスに移動した。家族も米国に移住するが、はじめはロスに拠点を置くことが有力で、そうなれば藤川はしばらく単身赴任することになる。そのため、しばらくは再び住環境などのチェックに時間を割くもようだ。その後に帰国予定。来年2月中旬のキャンプインに向け、年明けに阪神の筒井らとともに沖縄で自主トレを行い、調整していくつもりだ。

★08年から興味

 球児獲得を主導したのはカブスのエプスタイン編成本部長だ。レッドソックスのGMを務めていた同本部長は2008年の開幕前に阪神とオープン戦で対戦。球児に九回を無安打2奪三振と完ぺきな投球を見せられた。以来、調査を続けてきたという。

 エプスタイン本部長はレッドソックスのGMとして2度ワールドシリーズ(WS)制覇を果たし、今季カブスに迎えられた。レッドソックスでは04年にチーム86年ぶりとなるWS制覇を果たすと、巨額を投じて松坂、岡島らを補強した07年に再びチームを頂点に導いた。カブスは2008年を最後にプレーオフから遠ざかっている。球児を再建のランドマークにする。

(紙面から)