2012.12.6 05:03

イチロー、ヤ軍残留でも右翼はツープラトン

特集:
イチロー

 【ナッシュビル(米テネシー州)4日(日本時間5日)】米大リーグの関係者が一堂に会するウインターミーティングは2日目が終了。ヤンキースが、来季の右翼はツープラトンの方針を固めた。ジョー・ジラルディ監督(48)も否定せず、フリーエージェント(FA)のイチロー外野手(39)が残留しても出場機会が限られてしまいそうだ。

 歯切れが悪かった。イチローとの残留交渉について質問されたジラルディ監督は言葉を濁した。

 「まだ多くの選手に興味があるし、交渉もしている。今年よくやってくれたことは確かだ」

 球団関係者によると、ヤ軍が現時点で来季の右翼はツープラトンの方針を固めた。中堅のカーティス・グランダーソン(31)、左翼のブレット・ガードナー(29)両外野手は、ともに左打者。相手の先発が左腕の場合、右翼には右打者を起用するという。

 すでにヤ軍は、右の大砲を獲得するためトレードを画策中と報じられている。仮にイチローが残留しても、右翼がツープラトンになると出場機会は対右腕に限られてしまう。グランダーソンやガードナーが苦手にする左腕が先発する試合では、中堅や左翼を守ることにもなりそうだ。

 外野の4番手では、提示額が今季1700万ドル(約13億9000万円)から大幅にカットされるのは確実。総年俸を抑える方針のヤ軍が、残留を望むイチローを買いたたいているという見方も出始めた。

(紙面から)