2012.11.10 05:03

次は五十嵐獲り!虎、近日中にも大詰め交渉(2/2ページ)

特集:
2012ドラフト会議
阪神が近日中にも入団交渉する五十嵐。西岡の次は、“ポスト球児”をゲットするぞ!!(共同)

阪神が近日中にも入団交渉する五十嵐。西岡の次は、“ポスト球児”をゲットするぞ!!(共同)【拡大】

 西岡-中村GM会談が終わり、今月末にも西岡のタテジマお披露目会見が行われる。この日、無事に一大イベントを終えた虎は、さっそく次なる恋人への告白に動く。中村GMが、ほのめかした。

 「きょうの(西岡との交渉の)席が終われば、次にいかないといけない。出遅れないということが大事なこと。週明けに誰かと交渉? あるともないともいえないな」

 やや奥歯にモノがはさまったような感じだった。しかし、球団幹部の1人が、五十嵐の代理人と近日中にも本格交渉することを認めた。

 昨オフから獲得を目指している五十嵐に対し、阪神は、水面下で代理人と折衝を続けてきた。ドラフトでは1位指名した大阪桐蔭高・藤浪晋太郎投手(18)を4球団競合の末に引き当て、西岡との初対面も順風満帆。この流れで、五十嵐獲りも成功させたい。

 くしくも、前日8日に藤川が海外FA権を行使してのメジャー挑戦を正式表明。球団内では“ポスト球児”としてエース・能見の配置転換も検討されているが、先発陣のレベル低下を恐れると避けたいのがホンネ。五十嵐で埋めるのが理想だ。

 最速158キロの直球が自慢の右腕に対し、国内の他球団も興味を示している。球団内では、最大のライバルはソフトバンクとみている。楽天が撤退傾向にあり、代わってDeNAが参戦することが判明。阪神は、三つどもえの争奪戦に突入する。五十嵐は、米球界残留という選択肢も残しており、長期化も予想される。「できれば、早く決着をつけたい。五十嵐が無理なら新たな助っ人投手獲得も検討しなければいかない。リミット? それは秘密」と球団幹部。

 福留(前ヤンキース)との入団交渉、西武をFA宣言した中島の調査なども継続するが、五十嵐への獲得交渉を最優先にしていく。中村GMは「各チーム(ライバル球団)本気になってきているな。(現場の)意向は聞いています。優先順位に基づいてあたっていきたい」と力を込めた。

 今オフのサクセスストーリーに、まだピリオドは打たない。

(紙面から)