2012.11.10 05:04

虎・球児争奪戦、カブス浮上!現守護神制球難(2/2ページ)

 藤川の移籍先として本命視されるのがエンゼルスとドジャース。その対抗馬として、カブスの存在が明らかになった。

 「(FA権の行使は)もちろん知っている。私は実際に彼の投球を見たことはなくて、ビデオだけだが、われわれの多くのスカウトが彼の投球を(日本で)見ている」と明かしたのはカ軍のホイヤーGM。日本時間の8日に海外FA権を行使する手続きを取った藤川に強い関心を示した。

 チームの守護神には今季20セーブのカルロス・マーマル投手(30)がいる。ただ、55回1/3を投げ、45四球を与えるなど制球に不安があり、シーズン序盤には抑えから外れたこともあった。マイナーにも候補はいるものの、カ軍にとってクローザーは補強ポイント。「彼は素晴らしい投手。日本での実績がそれを表している。われわれが大いに注目している投手だ」と同GMは力を込めた。

 もちろん、本命球団も黙ってはいない。ブルペンの補強を目指すエ軍のディポトGMは「もちろん興味はある。僕は彼について、かなり多くの情報を持っている。この目で見たこともあるんだ」と説明。2006年から6年間、ダイヤモンドバックスのスカウトをしていた同GMは「年に25日から30日は日本でスカウティングをしていた。彼が通用することに疑いはない」と力説した。

 同じく、リリーフ陣の強化を図るド軍のコレッティGMも「米大リーグ向きの選手。彼の居場所はあるだろう」と改めて高い評価を口にした。藤川獲得レースは、エ軍やド軍を中心に進むとみられるが、まだ始まったばかり。そこにまずはカ軍が参戦する。

(紙面から)