2012.10.31 05:02

球児、ロサンゼルス到着…テレム氏らと折衝

 【ロサンゼルス29日=丹羽美佳子通信員】海外フリーエージェント権を行使して、来季の米大リーグ挑戦を目指す阪神・藤川球児投手(32)が29日、空路で米ロサンゼルスに到着。メジャー移籍に向けた下準備をスタートさせた。

 球児は2週間以上、米国に滞在するとみられるが、限られた時間の中でやることは多い。まずはアーン・テレム氏(57)と団野村氏(55)の敏腕代理人コンビとメジャー球団との交渉に備えた折衝。トレーニング施設や住環境などのチェックにも時間を割く。さらにはFA公示日(日本シリーズ終了翌日から8日目、土日祝をのぞく)の翌日から可能となる米球団との交渉にも同席する見通しだ。

 渡米前には沖縄県内で専属トレーナーとともに約1週間の“ミニキャンプ”を張った。いままで以上にタフな日程が強いられる米球界に対応すべく、メジャー仕様の肉体作りに異例の早い時期から取りかかっていた。

 「プロ野球界を考えると動きをみせるときではない」との思いで多くを語らず、海を渡った藤川。米本土の大地を踏みしめ、決意はみなぎったはず。濃密な日々が始まった。

(紙面から)