金本の引退会見には多くの報道陣がつめかけた(撮影・中川春佳)【拡大】
(ユニホーム姿で登場)
金本「きょうは突然お集まりいただきましてありがとうございます。私、金本知憲は今季限りをもって、ユニホームを脱ぐ、引退する決意をしまして、きょう発表させていただきます」
(テレビの代表インタビューで)
--率直ないまの気持ちは
「ホッとした一面もありますし、悔いもありますし、寂しい気持ちもあります。いろんな気持ちが混ざっているというか。まあでも、ホッとしたというのが、かなり占めてますね」
--悔いとはどんな部分で
「悔いは悔いでも、いろんな悔いがあると思うんですけど、やっぱり若いときにもっとバットを振っておけばよかったなとか。もっともっと自分を鍛えてランニングしたりだとか、もっともっと練習しておけば、もっともっといい数字が残ったんじゃないかなという悔いがあります。あとはやっぱり、肩をけがして、何とかもう一回全盛期の成績をを目指してやっていきましたけど、それが数字的に、どうしてもできなくて、そういう悔いもあります。あとは、多少は来年もチャレンジしたいなという悔いもあります」
--21年の現役生活をを振り返って
「この3年間はみじめで、自分がみっともなくて、かわいそうというか。自分で言うのもおかしいんですけど」
--印象に残っていることは
「カープで優勝できなかったのが、すごい残念だった。タイガースに来てからはずっと幸せな野球人生だったと思います」
--最も誇りに思うものは
「連続無併殺記録(1002打席)ですね。全力で一塁に走ってゲッツーにならなかった。自分ではフルイニングより誇りに思います」
--家族にはどんな形で伝えたのか
「子供にいったら大泣きしてました。いつか辞めるんだよとはいっていたんですけどね。母親には一番最初に伝えました」
--お母様はなんと
「体のケアをこれからしろと。(声を詰まらせて言葉を飲み込んでから)それだけです」
--残りシーズンはどういった気持ちで
「肩のけがしてからホント迷惑をかけてばっかりだったんで、なんとか…。(涙があふれる)あんまり、うまく言えないです」
--金本選手にとって野球とは
「長嶋さんじゃないですけど、人生そのものですね。野球を10歳のときから初めて、7割、8割がしんどいことで、2割、3割の喜びというか充実感しかなかったですけど、その少しの2割、3割をずっと追いかけて、7割、8割苦しんで。そんな野球人生だったですかね」