引退会見で涙を見せる阪神・金本=西宮市内(撮影・中川春佳)【拡大】
1492試合連続フルイニング出場の世界記録を持ち、「鉄人」の異名を取るプロ野球阪神の金本知憲外野手(44)が12日、兵庫県西宮市のホテルで記者会見し、プロ21年目の今季限りでの現役引退を表明した。
2日に南信男球団社長から来季の進退を一任された金本外野手は「限界かなという思いもあるし(チームが)若手に切り替わる中で、いい時のパフォーマンスが出せない自分がいるのも肩身が狭いというのもあった」と決断理由を話し、何度か涙で声を詰まらせた。今後は未定。
金本外野手は広島・広陵高-東北福祉大から1992年にドラフト4位で広島入り。走攻守三拍子そろった選手に成長し、2003年に移籍した阪神では2度、リーグ優勝に貢献した。
連続フルイニング出場は99年7月21日に始まり、06年4月9日に米大リーグ、元オリオールズのカル・リプケン氏を抜く904試合の世界記録を樹立し、10年4月18日に途切れるまで1万3686イニング続いた。
通算成績は歴代7位の2532安打、同8位の1517打点、同10位タイの474本塁打、打率2割8分5厘。近年は右肩故障に苦しみ、今季は打率2割5分8厘、4本塁打、26打点だった。
12日に甲子園球場で行われたヤクルト戦には九回に代打で出場して中飛に倒れ、チームは1-2で敗れた。(共同)
阪神・金本「自分に対する限界かなという思いもあるし、若手に切り替わる中で、いつまでもいい時のパフォーマンスが出せない自分がいるのも肩身が狭いというのもあった」