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【おしゃべりマイク】好投手そろった宮城大会

2010.7.30 11:46
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特集 : 高校野球
【おしゃべりマイク】好投手そろった宮城大会
東北学院・本田圭佑投手【フォト】

 東北各県の夏の甲子園代表が決まりました。仙台育英が2年ぶり22度目の甲子園出場を決めた宮城大会の準々決勝はいずれも僅差の勝負となりました。2−0のスコアが1試合と2−1が3試合。うち2試合はサヨナラゲームでした。好投手がそろって締まった試合運びになりました。

 泉館山高の左腕、藤田投手は延長十回で力尽きましたが、気持ちが入ったいい投球でした。仙台育英を相手に味方エラーの2失点に抑えた東北学院高の2年生右腕、あの本田圭佑投手の粘りのピッチングは見事でした。仙台一高の大沼投手も評判通りの投球を見せてくれましたが、得点を奪えず、東北高に0−2で敗退。例年以上に好投手がそろった宮城大会でした。

 優勝した仙台育英は決勝戦こそ、28得点という記録的な大勝になりましたが、4回戦、準決勝ではいずれも1点差で苦しい試合を経験しました。その試合を支えたのが、3年生になった木村謙吾投手でした。4回戦から決勝までの4試合に先発完投と、抜群の制球力を見せてくれました。去年までの不安定さは感じさせない王者の投球でした。甲子園でも1点差勝負で力を発揮してくれるものと期待しています。今年は「1点を守り抜く仙台育英」というスタイルも感じます。

 以前、このコラムで「春高バレーで気仙沼旋風」というエッセーを書きましたが、野球でも今大会は気仙沼旋風が吹き荒れました。リトルリーグが盛んな地区ですが、気仙沼向洋がノーシードから初の決勝進出を果たしました。仙台育英に28失点を喫したのは、それまでに力を使い果たして決勝を戦う力が残っていなかった? いやいや、決勝進出までの戦いをたたえましょう。歴史を塗り替えることは大変なことです。今年もそれぞれのチームにドラマがありました。(浅見博幸 仙台放送アナウンサー)


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