セ・パ両リーグ誕生60周年記念(22日、U−26NPB選抜1−1大学日本代表=九回規定引き分け、東京ドーム)早大の斎藤佑はどれだけプロに通用するのか。4万人を超える大観衆の視線を集め、右腕は歴史的な一戦の先発マウンドに上った。1回2安打1失点。「プロはすごく近くなった気がするけど、まだまだ遠い」。大学球界のスターにとって収穫と課題を持ち帰る試合になった。
巨人の1、2番コンビを迎え、同学年の坂本にカウント2−0から真ん中に入った甘いスライダーを左前に運ばれた。続く松本は四球。「いい姿を見せたいと力みがあった」。制球の乱れをプロが見逃すわけはない。2死三塁から北京五輪代表の主軸、新井(阪神)には直球が捕手の要求と違う真ん中高めにいき、簡単に右前打された。
一方で手応えも得たようだ。天谷(広島)亀井(巨人)と左打者を内角の速球で詰まらせた。「直球の走りには納得できた。全体的なレベルアップをして、またプロのマウンドに立ちたい」。大学ラストイヤーに向け、斎藤佑にとってはいい出発点になった。