日本シリーズ第6戦(7日、日本ハム0−2巨人、巨人4勝2敗、札幌ドーム)サムライジャパンで世界一。原巨人で日本一。3月のWBCから2009年を駆け抜けた小笠原が、巨人移籍3年目で初めて日本一を勝ち取った。
「去年、日本一を逃していたので何とか取り返したかった。最後に勝つことができたので、もう言うことなしだよ」
最後までガッツはガッツだった。1点リードの六回二死一塁から右翼線に強烈な安打。これを稲葉がファンブルして2点目。記録は失策で打点こそつかなかったが、貴重な追加点を“たたき出した”。「どんな形であれ、点が入ってよかった」。泥臭く、そして、がむしゃらに戦った。2006年まで在籍した日本ハムを相手に、しかも単身赴任で3年を過ごした札幌で悲願を達成した。
「まだまだ元気なところを見せられたね。それが良かった。数日は野球のことを考えたくない。本当に疲れた!!」
今やチームには欠かせない存在。寡黙な男が北の大地で笑顔の花を咲かせた。