米大リーグ挑戦か、日本のプロ野球入りかで注目されていた高校ナンバーワン左腕、岩手・花巻東の菊池雄星投手(18)=3年=は25日、同校で記者会見を行い、「メジャーは封印して日本一のピッチャーになってから挑戦したい」と話し、日本でプロ野球入りすることを決めたと発表した。
菊池は会見で「メジャーはひとまず封印して、日本一のピッチャーになってから世界に挑戦したい。(29日のドラフトで)指名されれば、その球団でもすべてを出し尽くすつもりで投げます」と語り、会見後には涙も見せた。
150キロを超える直球とスライダーを武器にする菊池は、今月初めにプロ志望届を提出。その後、20日まで4日間にわたって日米20球団と直接面談を行った。29日には日本のドラフト会議が行われるため、動向が注目されていた。
当初は「あこがれがある。高校生の先駆けになりたい思いがある」とメジャー志向を披露していたが、16日から4日間にわたって日米20球団の面談を受け「話を聞く前より迷っています。(日米)どちらも行きたいのが正直なところです」と悩める胸中を明かしていた。
29日に行われる注目のドラフトでは、「12球団OK」と明言している菊池に対して、巨人、広島、横浜を除く9球団が1位指名の意向を示している。
菊池雄星
「日本でプレーさせていただきたい。高校の時も日本一を目指して、あと一歩届かなかったので、もう一度日本一を狙いたい。まだまだ自分のレベルでは世界で通用しないと思った。もし(ドラフト会議で)指名されれば、その球団で全力を尽くしたい」