プロ野球の審判員が所属するサービス・流通連合の連帯労組プロ野球審判支部(佐々木昌信支部長)は17日、日本野球機構(NPB)に通告していた20日の全試合でのストライキを行わないことを正式に決めた。スト権は解除する方針で、今シーズン中のストは回避される見通しとなった。
この日、NPBが中央社会保険事務所へ厚生年金維持に取り組むことを表明する文書の提出に合意。指導されている労働時間の明確化などの協議を続けることを記した覚書も交わした。
協議は今後も継続するが、審判支部の岡本昌也委員長は「完全な回避です。スト権は解除することになると思う」。NPBの下田邦夫事務局長は「審判員とわれわれは運命共同体であることを再認識した」と語り、協調して問題解決にあたる考えを示した。