ロッテが来季新監督として、西村徳文ヘッドコーチ(49)を内部昇格させる方針を固めたことが1日、分かった。
ヘッドコーチとして、昨年まで横浜で外野守備コーチを務めた青山道雄氏(49)=現・ロッテ編成部=の入閣が濃厚。2軍監督には高橋慶彦打撃コーチ(52)が決定的で、新体制はシーズン終了後にも発表される。
球団では、昨年12月にバレンタイン監督の今季限りでの退任を発表して以降、新監督候補の調査を進めてきた。2月には石川晃球団副代表(48)が「内部昇格の可能性は十分ある」と発言するなど、西村ヘッドを基本線に人選に着手。その一方で、外部からも与田剛氏や村田兆治氏(ともに野球評論家)ら球団OBをリストアップしたが、最終的に野茂英雄氏(41)=オリックス・テクニカルアドバイザー=が残った。
関係者によれば、7月に都内で野茂氏と会談。その席で「今はやりたいことがある」と、就任の意思がないことを伝えられたため断念。結局、西村ヘッドで一本化した。
ヘッドコーチで入閣が見込まれる青山氏は、1984−92年まで西武、大洋で外野手としてプレー。引退後も昨季まで横浜でコーチを務め、今季からロッテのフロントに入った。指導者としての経験は申し分なく、球団でも「冷静沈着で責任感が強い」と高く評価している。
石川副代表はこの日「シーズン中なので答えられない」と明言を避けたが、新たな船出に向けた準備は進んでいる。