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楽天、マー君でも勝てない!完封ペース一変

2009.7.4 05:02
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楽天、マー君でも勝てない!完封ペース一変
八回、中村(左)に同点2ランを浴び、田中はマウンド上で立ちつくした(撮影・土谷創造)【フォト】

 (パ・リーグ、楽天2−11西武、7回戦、西武4勝3敗、3日、Kスタ宮城)信じられないものを見るような表情で、田中はバックスクリーンに向かってグングン伸びていく打球を見つめた。2点リードの八回、外角低めに投じたスライダーを中村にはじき返され、まさかの同点2ランを被弾。意気消沈したマー君に、その後を踏ん張る気力は残っていなかった。

 「同点で止めなければいけなかった。あれだけまとめて点を取られてしまってはいけない」

 逆転を許す4失点を深く反省したが、気落ちしても無理はない。七回までは5安打無失点。球数も82球の完封ペースだった。それが終わってみれば124球。八回だけで42球を投げさせられた。これで西武戦は通算1勝6敗。相性の悪い強力打線の底力を思い知らされた格好だ。

 これで今季3敗目。すべて先にリードをもらいながら、中盤以降に逆転を許すパターンだ。「全打者に全球、全力勝負。だから相手も徐々に慣れてくるんじゃない」と野村監督は分析するが、負の連鎖がなかなか断ち切れないでいる。

 「ここで考えすぎてしまっては、去年と同じになる。反省するところは反省して、次はチームの勝利につながる投球がしたい」。最後はしっかり前を向いたマー君。真のエースとなるため、今こそ踏ん張りどころだ。(越智健一)


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