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法大頂点、執念と集中力が結実/全日本大学

2009.6.14 19:39
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法大頂点、執念と集中力が結実/全日本大学
大車輪の活躍で優勝を決め胴上げされる法大・二神一人=神宮(撮影・大里直也)【フォト】

 指揮官の執念と選手の集中力が結実した。金光監督は「うーん、苦しい試合だった」と赤い目を見開く。富士大の勢いを振り払い、法大が頂点に立った。

 同点の九回無死一、二塁で5番の佐々木が1球目にバントをファウルした。指揮官が動く。代打に大八木。その初球は前進守備の意表を突くバスターだった。中堅右へ二塁打。勝ち越した。

 小技がうまい大八木の起用について、金光監督は「賭けみたいなものだった」と明かす。犠打警戒で野手が出てきたらバスター。監督の了解をもらって打席に入った大八木は「突っ込んできたんで打ったろうと思った」と破顔一笑だ。

 八回は俊足を買われた代走の中尾が三塁まで進み、浅い左飛で同点のホームを踏んだ。終盤の好機に代打、代走を相次いで送る采配(さいはい)に選手が応え、手詰まり状態を打破。九回の勝ち越し後は、せきを切ったようにどっと流れが来た。

 この日は救援で無得点に抑え、全試合で好投したエース二神が達成感たっぷりに言う。「自分たちの力で14年ぶりの優勝ができ、すごくうれしい」。チームは高い総合力を見せつけ、金光監督に「これから黄金時代を着々とつくれたらと、監督として楽しみにしている」と言わしめた。


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