早大野球部は7日、西東京市の東伏見グラウンドで始動。ヤクルト、阪神、ソフトバンクなど7球団のスカウト陣が視察する中、今季から上級生となる斎藤佑樹投手(2年)が“大人の佑ちゃん”をアピールした。
端正なマスクがキリリと締まった。新春の青空の下、斎藤はチームメートとのキャッチボールで1球ごとに感触を確かめると、最後はグラウンド50周(約15キロ)を約1時間半かけて激走して今季初練習を終えた。
「グラウンド50周というのは学生のうちしかできないので、一生懸命頑張りました」
4月から3年生。名実ともに“ワセダの顔”になる。ゴルフの石川遼、テニスの錦織圭ら“後輩王子”たちが世界のトッププレーヤーとして大活躍中で、“元祖王子”としては負けられない。
「150キロにあこがれはあるけど、ボールがどのくらい指がかかっているか、楽に投げられているかを磨いていきたい」
球速にはこだわらず、直球の完成度を高める。“大人の投球”を目指す姿は、プロのスカウト陣の目にも頼もしく映ったはずだ。(山田利智)