(パ・リーグ、ロッテ5−2楽天、18回戦、ロッテ11勝7敗、18日、千葉)ロッテの渡辺俊が楽天打線を翻弄(ほんろう)した。連打を許さず、8回1/3を7安打2失点。完封目前の九回に降板し「詰めが甘い」とこぼしたが、随所にその投球術が光った。
5度も先頭打者を出塁させたが、失点につながったのは九回だけ。二回は一死一塁で憲史を遊ゴロ、三回も一死一塁から渡辺直を遊ゴロ、六回には無死一塁から二ゴロと、三つの併殺打を打たせた。「ゲッツーは狙って取った」と振り返る計算ずくの投球だった。
リーグ2位に並ぶ11勝目。6月28日の西武戦から6連勝となったが、好調さを強調する様子はない。「何年かの積み重ね。今年急によくなったわけじゃないし、ちょっと悪くなっても自信は揺らがない」。その口ぶりに、築き上げてきた技術への自負がにじんだ。