(セ・リーグ、中日0−4ヤクルト、15回戦、ヤクルト7勝6敗2分、15日、ナゴヤドーム)1メートル80、96キロの巨体を揺らして三塁ベースに到達した。八回一死一、二塁から畠山が右中間へ右中間を破る2点適時三塁打。4番の勝負を決定づける一打で、落合竜に2ゲーム差に迫った。
「いいところで打ててよかった」
畠山にとっては、7月22日の横浜戦以来14試合ぶりとなるタイムリー。5月中旬から4番に座る年俸900万円の4番が、ウッズ、和田ら高額年俸選手が並ぶ中日にひと泡吹かせた。
北京五輪日本代表の青木、宮本がチームを離れている。得点能力が落ちる中、高田監督は「(左打ちの)青木がいないからね。野口や志田は今使わないと」と経験の少ない選手を大胆に先発起用。左腕の小笠原対策として、1番から9番まで全員右打者を並べた。もちろん、今季100試合目で初めてだった。
少ないチャンスをものにする高田ヤクルトらしい勝ち方で、敵地ナゴヤドームでは1分けを挟んで3連勝。今季の対戦成績も7勝6敗1分けと一歩リードした。竜のしっぽは、すぐそこだ。(上野亮治)