(セ・リーグ、広島4−0中日、18回戦、中日10勝6敗2分、14日、広島)中日打線をまったく寄せ付けなかった。広島・大竹の1カ月ぶりの6勝目は、昨年9月23日の中日戦以来となる自身2度目の完封。「最高ですよ、最高です。自信にしたいです」。25歳は今季一番の快投に気持ちよさそうに汗をぬぐった。
自慢の速球が走り、スライダーの制球も抜群。「2つのコンビネーションが良かった」という。「これまではマウンドに上がると、入れ込みすぎてしまっていた」との反省から、この日は冷静さを失わず「8割くらいの力でいこうと思った」。力みがなく、テンポのいい投球は、野手の好守も誘発。3安打で三塁すら踏ませなかった。
初出場した球宴で中日の川上に自ら声を掛け、「配球とか、投球に対する考え方の助言をもらった」ことが大きい。がむしゃらな投球から、冷静沈着な投球へ。進化を感じさせる114球だった。
広島・ブラウン監督(大竹に)
「完全に自分をコントロールしていた。彼は6勝10敗の投手じゃない」