「しつこくいったよ。あれが一番低めにいく球種だから」。バルディリスを三振、代打・浅井を一邪飛に仕留めた。ピンチを切り抜けた左腕は、7回2失点で8勝目を手にした。
39歳にして、技巧派に見事に変身。その円熟味は日に日に増している。広島のスコアラーは「クイック投法は1・1秒を切る。球界でも最速では…」と証言する。女房役の倉とは配球論を徹底的に語り合う。「試合のない日も話します。対戦したことのない打者の抑え方も、話していますから」と倉は打ち明けた。
同じ左腕の山本昌の通算200勝達成が「励みになる」と高橋。7季ぶりの2ケタ勝利が見えてきた。
広島・ブラウン監督
(高橋に) 「粘り強く、自分の投球をしてくれた。彼が勝つチャンスを与えてくれた」
広島・嶋
(八回に貴重な2点二塁打) 「その打席まで3三振していたので、何としても食らいついていこうと思った」
広島・倉
(高橋を好リード) 「建さんが投げたい球のサインを先に出せるようになった」