7月25日の宮城大会優勝後は佐々木監督からのアドバイスで、構えた時に下がっていたグリップの位置を上げ、ダウンスイングを心掛けている。右足を投手に対して並行に踏み出し、体の開きを矯正した。
菰野のエース西勇輝投手(3年)は、1メートル80の長身からMAX140キロ台後半の速球を投げる本格派右腕。プロ12球団のスカウトがマークしている好投手。打ち崩すのは容易でない。
この日、開会式のリハーサルで行進した加藤は「何度歩いてもいいですね」と興奮の面持ち。甲子園に3試合出場し、9打数3安打の主砲は“最後の夏”にかけている。
(山口泰弘)
菰野(こもの)
三重代表。3年ぶり2度目の出場。昨夏の決勝で敗れた宇治山田商に雪辱した。エース西は伸びのある直球が安定し、打たせて取る投球が持ち味。三重大会では4回戦から準決勝まで3試合連続コールドゲームで勝ち上がったが、チャンスでは打順に関係なくバントを用いて小刻みに加点する。3番の川畑は長打力もある。
加藤大輔(かとう・だいすけ)
1990(平成2)年7月8日、宮城県大河原市生まれの18歳。一塁手。大河原小2年の時、船小イーグルスで野球を始める。当初は捕手。6年の時に宮城県大会優勝。船岡中では軟式野球部でプレー。仙台育英では1年春から公式戦にベンチ入りし、1年秋から一塁のレギュラー。1メートル83、75キロ。右投げ左打ち。家族は両親と妹。