22日に遠征先の埼玉・所沢市内の病院で受けた診察は『上腕二頭筋長頭部の炎症』で、腱板や関節唇に傷はないとされたが、この日の検査では炎症と傷が確認された。それでも「症状は軽い」と球団トレーナーは説明。約1時間の検査を終えた田中も「診断結果? (前日と)同じような感じです」と話し、安心からか「シーユーアゲイン」とあいさつ。24日から、仙台市内の2軍グラウンドで走り込み中心の練習を再開し、球宴出場をめざすことになった。
もっとも球団は、球宴と北京五輪の出場について、現時点では「未定」としたまま。西武ドームで報告を受けた野村監督は、むしろ慎重な姿勢を崩さなかった。「五輪やオールスターは難しいやろ。徐々にやっていかないと、急いだらまた再発する。致命傷になったら大変だからね」と話し、トレーナーにも「じっくり治した方がいい」と命じた。
この日の診断内容は、日本プロ野球組織(NPB)を通じて日本代表首脳陣にも報告される。投球再開のメドは立ったとはいえ、その後の状態を確認するまでは、田中の北京五輪出場は楽観できない状況だ。