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阪神・高橋光、落合はんにキツ〜イ一発 (2/2ページ)

2008.7.20 05:04
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阪神・高橋光、落合はんにキツ〜イ一発
古巣相手に“恩返し弾”を見舞い、高橋光(左)のほおも緩んだ【フォト】

 98年から06年まで在籍した球場全体の古巣ファンからはため息…。虎ファンの待つ左中間スタンドは歓喜が爆発した。岡田監督は「ミツのが大きかったなあ」と脱帽するばかり。腰痛と五輪で新井が抜ける一塁のポジション。偵察メンバーに投手・岩田を入れたあとの“先発出場”で貴重な一打だった。

 「谷繁さんとか、すごく仲良くしてもらっているんですけど、中日の選手とはシーズン中は、あまり話さないようにしているんです。戦う相手ですから」

 一昨年オフに中日から戦力外通告。トライアウトと入団テストを受けて阪神入りした。新天地の球団には「拾ってもらった」と感謝した。移籍後のナゴヤドームでの初本塁打。「(相手)チームは意識していない」と平常心を装った。

 フリー打撃ではときどき変化球と直球を交互に打つ。「打撃投手の人もストレートばっかり投げるのはしんどいと思うから。変化球なら(負担が少なく)力を抜いて投げられるでしょ」。もちろん実戦的な対応の意味もあるが、そうやって裏方さんにも気をつかうのがミツという男だ。だから野球の神様もほほえんでくれる。

 「大事な一戦一戦がまだあるし、本当にみんなで勝ちたいです。ボクはホームランとかじゃなくて与えられた仕事をやるだけです」

 高橋光は人懐っこい笑顔で帰りのバスに向かった。謙虚で実直な男らしいが、秘めた闘志は決して手加減しない。(山田結軌)


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