(セ・リーグ、横浜7−8阪神、11回戦、阪神9勝2敗、6日、横浜)視線を感じた。普段は冗談しか言わない。だからこそ、こういうときはわかる。虎党の願い、アニキの思い…。新井が奇跡のバトンを渡した。
「セキが粘って粘って、つないでくれた。2点差あったし、何とか金本さんにつなげようと思っていた。食らいついていくしかない。とにかく気持ちだった」
ネクストバッターズサークルで見た関本の執念頭から離れなかった。トラが誇る職人が二塁にいる。九回二死、カウント2−2からの5球目。高めの153キロを振り抜くと、打球は右翼線を抜けた。今度は二塁ベースから金本と目が合った。アイコンタクト。2人だけの世界がそこにあった。
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