秋田でため込んだウップンをバットで晴らした。6月29日のヤクルト戦はいいところなく5タコ。4度の得点機で凡退を重ね、何度も天を仰いだ。
だからこそ“コレ”が光る。黒星を喫した次戦で発揮してきた勝負強さ(打率・366、25打点、5本塁打)は健在だった。「交流戦のようにまったく知らない投手じゃないし、打つだけだよ」と広沢打撃コーチの予告通り、過去4勝10敗(クライマックスシリーズを含む)の苦手の中田を今季3度目のKO。4月8日(甲子園)の初KO劇もトドメを刺したのは新井だった。
同点に追いつかれた直後の五回、野選と代打・葛城の中犠飛で再び2点を勝ち越した。7月の“竜虎9番勝負”の初戦を制し、貯金は最多タイの『22』。ゲーム差は7・5に広げた。
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