イタリア・フィレンツェの世界遺産登録地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の柱に、水戸市の私立常磐大高(浅岡広一校長)の硬式野球部監督(30)が書いたとみられる落書きが見つかった問題で、同校は30日、落書きしたことを認めた監督を29日付で解任し、無期限謹慎処分としたことを明らかにした。
同校によると、監督は平成18年1月5日、妻との新婚旅行で大聖堂を訪問した際、油性ペンで自分と妻の名前をハートマークで囲む落書きをした。監督は、「聖堂近くでペンを販売する人に『幸せになる』などと薦められ、深く考えずに書いてしまった。大変申し訳ない」と話しているという。
浅岡校長は30日昼、記者会見し「大変申し訳ないことで、私自身の指導監督を含め責任を痛感している」と謝罪。イタリア大使館を通して、被害回復へ向けた協議について、連絡を取っていると説明した。
同校野球部は平成12年、創部。昨夏の全国高校野球選手権県大会では準優勝。今年も7月5日からの県大会にシード校として出場を予定している。
県高野連は30日中に、浅岡校長や監督から詳しい事情を聴き、今後の対応を検討する。浅岡校長は大会出場について「高野連の判断を待ちたい」と話している。