2008年04月01日 更新
若手の成長&爆発力に期待!星野ジャパン1次候補選手77人発表

星野監督(左)が、JOCの竹田会長(右)を表敬訪問した
北京五輪・野球日本代表の星野仙一監督(61)が3月31日、都内でスタッフ会議を開き、1次候補選手77人を発表。日本ハムの新人、中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=も選出された。6月下旬に決定する最終24選手について、「3割は競争」と若手の台頭を期待した。
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1次候補選手を数えながら、星野監督の指が止まった。「これで行こうや」。数字はピタリ77。自身の代名詞である背番号と重なった。
「偶然だよ。でも、ちょうど77になった。ラッキーナンバーやな」
まずは縁起よし。リストを見つめながら、思わず顔をほころばせた。夢を乗せる77人。当初からの6人増は、何より若い力への期待に他ならない。「多少、現時点で力不足と思う若者も、選んでいる。頑張ってもらいたいからな」。
金メダルへ必要なのは未知の成長、爆発力。だからこそ門戸を広げた。予告通り中田(日本ハム)や由規(ヤクルト)らルーキーも選出。「フタを開けたらやっぱり…(実績ある選手)となるかもしれないけれどな。7割は基本的にいって、後の3割は調子次第の競争。そう思ってほしい」。実力的に外せない選手は多いが、それでも3割はサバイバルでの底上げを期待した。
昨年12月のアジア最終予選(台湾)では涌井(西武)、成瀬(ロッテ)、ダルビッシュ(日本ハム)が先発。若いトリオからバトンを受け、川上、岩瀬(中日)、上原(巨人)らが力強くフィニッシュへ導いた。それが星野流采配(さいはい)。「働き盛りが若者をサポートする。その考え方は変わらない」と強調した。
(堀啓介)
★JOCを初訪問
星野監督はスタッフ会議前、田淵ヘッドら首脳陣とともに、岸記念体育会館にある日本オリンピック委員会(JOC)を初訪問。竹田会長らと会談し、「チームスポーツ、特に野球が勝つと盛り上がるといわれた。何が何でも(金メダル)という話をしました」と力強く話した。
★田中「とても光栄」
代表候補入りした田中は、休養日でチーム練習には不参加。「とても光栄に思います。新たなモチベーションにして頑張ります。自分らしさを失わず、代表選手に恥じない投手に成長したいです」と広報を通じてコメントした。日ごろから、「候補ではなく最後まで残らないと意味はない」と話しており、最終メンバー入りを目標に、今後も白星を重ねるつもりだ。
(仙台市)
◆初選出の日本ハム・吉川
「入団2年目で1次候補選手になれただけでも、大変うれしく思います」
◆日本ハム・稲葉
「予選に引き続き、五輪本戦の今回も評価していただいて、大変光栄に思っています」
◆日本ハム・マイケル中村
「しっかり調整し、安定感のある投球でチームの勝利に貢献したい」
◆日本ハム・ダルビッシュ
「公式戦が始まったばかりで、スタートダッシュの一番大切な時期。今は自分が任された試合はすべてチームの勝利に貢献することに集中したい」
◆日本ハム・森本
「突然のことでびっくりもしているが、最後まで全力で感動を与え、皆さんが納得できる代表として選ばれたい」
◆中日・中田
「シーズンをどううまく投げるかしか今は考えていない。(五輪に)出られればすごいことだとは思うが、とりあえず目の前のことをしっかりやりたい」
◆西武・涌井
「まだ勝ち星を挙げていないので、最後のメンバー選考になった時に、誰からも“選んでいい”と思われる成績を残したい」
◆西武・細川
「日本代表は初めての経験なので、最後まで残り、日本の代表として全力で戦っていきたい」
◆楽天・長谷部
「こういう状況(左ひざ半月板損傷でリハビリ中)で再び候補に選んでいただき、ありがたく思います。一日も早くけがを治し、自分の投球を見てもらいたい」
◆ロッテ・小林宏
「ジャパンのユニホームを着るのは野球選手としての栄誉。最終的に五輪のメンバーに入ることを大きな目標に掲げ、シーズンで結果を残したい」
◆ロッテ・成瀬
「予選のメンバーに入ることができて戦えたことは大変、誇りに思っている。今回もぜひ選ばれたい」
◆ロッテ・里崎
「うれしいことだが、今はシーズンのことに集中しようと思う。五輪のことを考えるのは最終的に選ばれて、その時期が来てから」
◆ロッテ・西岡
「(予選に続き)今回も出場したい気持ちは強い。最終的に選ばれるようにシーズンでしっかりとアピールしたい」
◆オリックス・金子
「すごく光栄なことで、最後まで残れるように頑張る。代表に選ばれるような成績を残せれば、チームにとってもすごく良いことだと思う」
◆阪神・藤川
「とりあえず今はシーズンの事で頭がいっぱいです」
◆阪神・新井
「頭にはもちろん入っているが、器用じゃないから遠くの事を考えられない」









◆日本代表・大野投手コーチ
「投手は11か12人。直前合宿の期間が短いし、アジア予選のメンバーを基本に、適正を考えて選んでいく」