2007年12月05日 更新

星野ジャパン

故郷・倉敷に金メダル飾る!「仙さん記念館」来年3月オープン

 故郷に金メダルを飾る!! 北京五輪出場を決めた日本代表・星野仙一監督(60)のこれまでの業績をたたえる「星野仙一記念館」が来春、同監督が生まれ育った岡山・倉敷市の美観地区にオープンすることが4日、明らかになった。北京で金メダルを獲得して記念館に−。凱旋帰国した指揮官に新たな目標ができた。

 北京五輪出場を決めた星野監督にビッグなプレゼントだ。「星野仙一記念館」オープン。延原敏朗・同記念館代表理事が構想の一端を披露した。

 「岡山が生んだヒーローのために、岡山の財界を挙げて作る。岡山県に作らないと意味がないんです」。場所は同監督が生まれ育った倉敷市内で最も有名な場所、美観地区の真ん中。今月から展示品の収集を本格的に開始、総工費2000万円をかけて2月中旬に完成。来年3月のオープンを目指す。

 館内にはプロ入団以前から、中日の現役時代、中日、阪神の監督時代とコーナーごとに思い出の約300点が並ぶ。「初めてなんや、そういう話。体操服にタテジマを書いていた少年が、日本代表監督になって立派な博物館を作ってもらって…。野球人冥利に尽きる」。朗報に闘将の表情も緩んだ。

 そんな館内に必要なものがある。「北京の金メダル」。金を獲っても監督、コーチにメダルは与えられないが、星野監督はイキな構想を持っている。「オレなりの金メダルを作って配りたい。自前の金、そういうのを飾るのもいいかもな」。最高の“贈り物”に対するお礼は、世界一の証しをそこに運ぶことだ。

■美観地区

 1979年、伝統的建造物保存地区に指定された県内随一の観光スポット。なまこ壁、格子窓の倉屋敷、柳並木の掘割などが日本の伝統的な町並みを伝えている。周辺には大原美術館、日本郷土玩具館など、数々の文化スポットもある。05年秋からは一帯でライトアップを開始。新たな顔を見せている。