2007年11月16日 更新

星野ジャパン

「2番・DH」に井端!星野ジャパンが目指すは超スモール野球

 日本代表・強化合宿(15日、サンマリンスタジアム宮崎)08年北京五輪のアジア予選(12月1−3日、台湾)に臨む野球日本代表最終候補選手による宮崎合宿は、15日が初の休養日。市内の選手宿舎で取材に応じた星野仙一監督(60)は、超スモールベースボールを目指し、「2番・DH」に井端弘和内野手(32)=中日=の起用するプランを明かした。また、青木宣親外野手(25)=ヤクルト=は17日からの練習試合3連戦で、韓国のエース・柳賢振投手(20)を想定して打席に入る。

 ニヤリと笑った。「うれしい悩みやん」。首脳陣との雑談で次から次へと浮かぶ日の丸打線の輪郭。星野案のポイントは2番だった。

 「例えば1番に川崎(ソフトバンク)、青木(ヤクルト)、西岡(ロッテ)らが座って、2番はDHで井端というのも面白い。国内では考えられないけど、オレが投手ならそういう打線はイヤやね」

 中日監督時代の1997年。スカウトの進言を聞き入れ、無名の井端をドラフト5位で指名した。長いシーズンを戦い抜いて、疲労困ぱい。守備の負担を取り除き、打撃に専任させることによって相手にプレッシャーを与えるのが狙いだ。

 「イバチ(井端の愛称)に聞いたら、“国際大会はDHばかりだ”と言うとったよ。ひとクセもふたクセもあるヤツや」。9番から川崎(遊撃手)、西岡(二塁手)、井端、青木(中堅手)の4人が名前を連ねればイヤらしさは増す。

 「野球はやっぱり、つなぎ。ホームランは結果。そこをきっちりやらないとアカン」。早ければ17日からの練習試合3連戦で“仙流打線”が実現する。

(稲見誠)

★星野監督、接戦経験させて目の色変える!

 星野監督は練習試合3連戦について「向こうに対する要望はないが、(日本代表打線を)抑えてほしい。こちらは実戦から離れているし、目の色を変えさせんとな」。接戦を経験することで、つなぎ打線に「潤滑油」を注入するのが目的だ。「初戦の先発投手? ダルビッシュ(日本ハム)やったかな。リリーフ陣は連投もさせんとイカン」と語るなど、投手起用のパターンも思案中だ。

★ダルら投手陣はゴルフで気分転換

 投手陣は宮崎合宿最初の休養日を利用して、ゴルフでリフレッシュ。投手キャプテンの上原を中心に結束を固めた。17日の練習試合(対西武)の先発候補のダルビッシュは、「リフレッシュできました」と同期の涌井(西武)と笑顔で宿舎に戻った。

★青木、左腕投手は仮想韓国エース

 青木(ヤクルト)が、17日からの練習試合3連戦で対戦する左腕投手を韓国のエース・柳賢振に見立てる。「練習試合から本番のつもりでやります。(柳は)外のコントロールがいい。外(角)の見極めですね」と、12月2日の韓国戦で先発してくる可能性が高い柳賢振をイメージして臨む。