2007年11月14日 更新
上原が本気モード突入!フォーク不調で練習試合3連投を志願

自ら3連投を直訴した上原。星野監督のノックも気合で受けた=撮影・浜坂達朗
日本代表・強化合宿(13日、サンマリンスタジアム宮崎)上原浩治投手(32)=巨人=が、ブルペンで42球の投げ込み。変化球の制球に納得いかず、17日からの練習試合3連戦での連投を直訴した。所属球団でもある巨人戦(19日、サンマリン宮崎)に登板する可能性も出てきた。
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7投手がズラリと並んだブルペン。小気味いいテンポを刻んだ上原だったが、フォークの制球には納得できなかった。
「まだ全然だよ。フォークの握りを試してみた。シーズンで使っているボールと違うから、フォークを投げられるように、という気持ちで投げた」
宮崎合宿2日目。42球の投げ込みを見つめた星野監督は「どうやと聞いたら、『全然ダメです』というとった。そうやな、とオレもいうた」と上原とのやりとりを明かした。縫い目が高いとされる国際球に加え、10月20日の中日とのクライマックスシリーズ第3戦以来、実戦から遠ざかっている不安もある。
国際大会21戦12勝無敗の経験が、連投調整を選択させた。17日からの練習試合3連戦を有効利用する。3試合で、中日の川上、岩瀬を除く全投手が登板予定だが、上原は大野投手コーチに連投を志願した。
「実戦感覚とか納得いかない部分もあって、ゲームの中で連投したいということだった。巨人戦? 本人が投げにくいと言わなければ投げさせますよ」と同コーチ。上原は「味方やから投げにくいね」と苦笑いしたが、若手主体の巨人との対決でもフォークを投げこむつもりだ。
「野球界があるのもOBの方々のおかげ。野球界を盛り上げるためにも予選を突破して金メダルをとりたい」
急逝した鉄腕・稲尾和久さん(享年70)にも健闘を誓った。投手キャプテンとして休養日の15日には投手会も計画中。上原が真剣だ。
(上野亮治)
★星野監督が投手陣に“愛のノック”…上原「いい思い出」
星野監督が投手陣に対し、初めてノックを打った。サブグラウンドで約10分間、123球の熱血指導。「(代表に)呼んでもらいたかったら、ちゃんととれ」、「下から上へ」などとゲキを飛ばした。上原は「愛情がこもってたよ。いい思い出になりました」と笑顔。藤川も「うれしかったです。あんまり阪神のときに受けたことはなかった」と貴重な時間を楽しんでいるようだった。
★村田に秘密兵器!圧縮バットでホームラン量産だ
リーグ本塁打王の村田(横浜)が、国際試合で使用が可能な圧縮バットを試す。日本のプロでは使用が禁じられているが、「(国際試合では)圧縮バットがオッケーだというので、(試合で)使う使わないかは別として試してみます。あれば有利に働くかもしれない」とメーカーに発注。反発が強いとされる圧縮バットで飛距離アップを狙う。
◆ブルペンでの投球練習は行わず、ランニングなどで調整したダルビッシュ(日本ハム)
「肩のはりはいい感じです。少しずつブルペンに入ってあげていく」
◆ブルペンで85球を投げた涌井(西武)
「本当にいいピッチャーばかりなので油断するとダメ。今日は球の質がよかった」
◆ブルペンで投球練習を行ったロッテ・小林宏
「まわりにいいピッチャーばかりいるので、刺激になる。これから落ちる球を使っていきたい」
◆ブルペンで上原(巨人)の投球を受けた相川(横浜)
「上原さんの中で思うようにいっていないというのはあったかもしれないけど、心配するようなボールじゃなかった」
★星野監督が王監督を表敬訪問、甘〜い歓迎に大感激
稲尾氏に北京五輪金メダルを誓う星野監督は練習前、宮崎でキャンプを行っているソフトバンクの王監督を表敬訪問した。「長嶋さん、王さんはジャパンの重みを知っておられる。先輩としていろいろと気をつかってもらっているんだ」。どら焼きをごちそうになり「2つ食べて、2つ持って帰った。お前は甘党だから、今度は大福を差し入れるよ、と言ってもらった」とその配慮に感激していた。









◆ブルペンで投球練習を行った高橋尚(巨人)
「上原に聞いたらストライクゾーンはあんまり変わらないと言っていた。(国際審判は)内角もしっかりとってくれる」