2007年11月06日 更新

星野ジャパン

星野JAPANの目玉!川崎&青木&西岡のイチローチルドレン

自慢のスピードスター結成だ。西岡(右)、青木(中)、川崎(左)がイチローばりのプレーで星野ジャパンの打線をつなぐ(撮影・浜坂達朗)

自慢のスピードスター結成だ。西岡(右)、青木(中)、川崎(左)がイチローばりのプレーで星野ジャパンの打線をつなぐ(撮影・浜坂達朗)

 日本代表・合同自主トレ(5日、スカイマーク)日本代表最終候補は6日、関西選抜と練習試合(スカイマーク)を行う。星野仙一監督(60)は、先発オーダーを発表し、1番・青木宣親外野手(25)=ヤクルト、2番・西岡剛内野手(23)=ロッテ、9番・川崎宗則内野手(26)=ソフトバンク=のイチローチルドレンを起用。また先発は涌井秀章投手(21)=西武=が務める。

 最もイキのいいトリオが、ダイヤモンドを駆ける。川崎−青木−西岡。人気と実力を兼ね備えるイチローチルドレンが、日の丸打線の目玉だ。

 6日は星野ジャパン初の対外試合。練習終了後に開かれたコーチ会議で初陣オーダーが決定。1番・青木、2番・西岡、9番・川崎が打線の“核”となる。

 「意識付けやな。バントとか進塁打を必ず入れろと」

 星野監督はこの日、自主トレ初のシート打撃でも全員に犠打を命じた。時折、エンドランの練習も行った。小技、足技を絡めて得点する。だからこそ、欠かすことができない3枚のピースだ。

 記憶に新しい06年のWBC。王監督は日本のスピードを生かしたスモールベースボールを掲げ、1番・イチロー、2番・西岡、9番・川崎で臨んだ。そして打線のつながりで初代世界一の栄冠をつかんだ。

 「明日は自分の状態を見たい。慣れを含めて確認したい。イチローさんから学ぶことは多い」

 WBCでイチローに師事した青木は、オフに会食するなど今でも積極的にアドバイスを求めている。川崎も昨オフに神戸で一緒に自主トレを行った。WBCでストッキングをひざまであげたイチロー流のクラシックスタイルを今でもまねている。また3人は、プライベートでも食事に出掛けるなどきずなも深い。

 「オレはやっぱり(勝ちに)こだわるから。勝つために全力でやる。負けていいことはない」

 社会人相手とはいえ、星野監督は勝利にこだわる。若き3人のスピードスターがジャパンの推進力となる。

(上野亮治)

★勝利への近道は…かき回す野球!

 小笠原、高橋由(巨人)らの4番候補が辞退する中、田淵ヘッドは打順について「普通はクリーンアップからドン、と決めていくけれど、今回は違う。あくまで“打線”として、流れを考えている」と説明した。一発長打ではなく、スピード野球で1点を奪いに行く。星野ジャパンにとって、青木、西岡、川崎の3人が出塁してかき回すことが勝利への近道というわけだ。

★先陣は涌井、2番手は成瀬

 3枠を目指した先発争い。21歳の若き右腕がアピール合戦の先陣を切る。

 「自分が一番若いし、体が動く。最初に投げられてうれしい。競争? 先発しかできないので、頑張るしかない。明日は横浜(高校)リレーを見ててください」

 星野ジャパンの初の対外試合。先発の指名を受けたパリーグ最多勝(17勝)の涌井は、予定の4回で星野監督にアピールする。2番手には横浜高の先輩・成瀬(ロッテ)が登板予定。最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕は「つぶし合いはしたくないけど…。自分としては先発で投げたい」とライバル心を燃やした。

 先発枠の候補はダルビッシュ(日本ハム)が当確で残りは2つ。両投手はブルペンには入らず、ランニングなどで調整した。練習試合とはいえ、本気モードの投げ合いとなりそうだ。

★阿部が神戸自主トレ初の特打ち

 阿部(巨人)が神戸自主トレ初の特打ちを行った。右翼方向への打球を中心に15分間、打ち込んだ。6日の関西選抜との練習試合はベンチスタートだが「疲れました。(明日は)国際大会はストライクゾーンが外に一個広い。そういうことを意識してやりたい」と本番を想定していた。

(スカイマーク)