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WBC準決勝・日韓戦、瞬間最高視聴率なんと50.3%!

王JAPAN

WBC準決勝で韓国に快勝し、決勝進出を決めた瞬間。選手たちの雄たけびと同じく視聴率も跳ね上がった(共同)

TBS系で19日に放送された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の準決勝「日本Vs韓国」の平均視聴率が36.2%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。瞬間最高は日本が勝利を決めた瞬間で、ナント50.3%。単純計算ながら6000万人以上の国民が見たことになる。21日、決勝を放送する日本テレビは「史上初の世界大会の決勝、さらに日本戦を放送できることはこの上ない喜び。視聴率40%に届いて欲しい」と話している。

大塚が韓国のチョン・ソンフンを三振に仕留め、日本中が歓喜に沸いた午後3時45分、瞬間最高視聴率はナント50.3%に達した。昨年のNHK「紅白歌合戦」で記録した瞬間最高50.1%を上回る“快挙”。単純計算ながら勝利の瞬間の目撃した日本国民は6000万人以上いたわけだ。

中継したTBSによると、視聴率は、試合開始直前の午後零時17分に30%を突破。1時56分の福留の先制2ラン以降40%を越え、雨のため2時29分から約45分間の試合中断された間も30%台後半をキープした。

平均36.2%は、同局の野球中継では、平成8年10月24日放送のプロ野球日本シリーズ・オリックスVs巨人の36.3%以来、全局を見渡しても12年10月28日のプロ野球日本シリーズ・巨人Vsダイエーの36.4%に迫る高い数字だった。

この野球人気復活の兆候に、午前10時45分から決勝を中継する日テレの期待もヒートアップ。放送枠は、一応午後1時55分までだが、最大2時間の延長を確保。その後もニュース枠が続くため、世界一になった場合は午後7時まで“WBC一色”になりそうだ。

同局は巨人戦をはじめとする野球中継の先駆者的存在。昨年の巨人戦の年間平均視聴率は史上最低の10.2%までに落ち込み、人気低迷が危惧される中で、WBCに対する注目度アップは願ってもない好機。同局のスポーツ・情報局スポーツセンター長の中山良夫氏は「日本テレビにも風が吹いてきた。この風をいい意味で嵐にしたい」と話し、「意気込み的には視聴率が40%に届けばうれしい」と期待を寄せる。

トリノ五輪が金メダルわずか1個と大いに期待を裏切られただけに、人気スポーツ・野球での世界一のチャンスに関心は高まるばかり。しかも決勝戦当日は休日の昼の時間帯。40%超えの可能性も十分ありそうだ。

中継担当の船越雅史アナウンサー(43)は、00年シドニー五輪のサッカー予選リーグ「南アフリカVs日本」で、「ゴォール!」を連呼して一躍有名になったが、同局は「奇をてらわず、野球というスポーツの醍醐味を感じられるようしっかり中継したい」と話している。

★’02サッカーW杯、驚異の81.9%!

スポーツ中継の視聴率歴代1位(現行の視聴率調査方式になった1977年9月以降)は、フジが放送した2002年W杯・日本−ロシアの66.1%。この時の瞬間最高視聴率は81.9%という驚異的な数字となり、現在まで“不動”の1位をキープしている。

★韓国では2倍!

日本に惨敗した韓国では、日韓戦は地上局3局で放送された。視聴率調査会社のTNSメディアコリアによると、3局の合計視聴率は47.2%。普段の同じ時間帯の視聴率の約2倍を示したといい、日本同様、“因縁の戦い”に熱い視線が注がれたようだ。

2006WBC番組平均視聴率
放送日 対戦カード スコア 放送局 視聴率
3・3 日−中国 18―2 TBS 18.2%
3・4 日―台湾 14―3 日テレ 20.3%
3・5 日―韓国 2―3 テレ朝 18.5%
3・13 日―米国 3―4 日テレ 11.6%
3・15 日―メキシコ 6―1 テレ朝 10.8%
3・16 日―韓国 1―2 TBS 14.4%
3・19 日―韓国 6―0 TBS 36.2%
視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区)

プロ野球の視聴率の歴代ベスト10
視聴率 対戦カード 放送年月日
48.8 ☆中日−巨人 94・10・8
45.6 ★ヤクルト−阪急第7戦 78・10・22
43.3 ★巨人−オリックス第2戦 96・10・20
43.1 ★巨人−オリックス第1戦 96・10・19
41.8 ★巨人−西武第5戦 83・11・3
41.2 ★日本ハム−巨人第6戦 81・10・25
41.0 ★西武−巨人第2戦 83・10・30
40.5 ☆中日−巨人 82・9・30
40.2 ★西武−巨人第7戦 83・11・7
  40.2 ★西武−巨人第4戦 94・10・26
※ビデオリサーチ調べ(関東地区)。☆はセ・リーグ公式戦、
★は日本シリーズ。1977年9月26日以降放送

高視聴率をあげた主なスポーツ中継番組
内容 放送日 視聴率
東京五輪女子バレー・日本−ソ連 NHK 64・10・23 66.8
02年サッカーW杯・日本―ロシア フジ 02・6・9 66.1
プロレス・デストロイヤーVs力道山 日テレ 63・5・24 64.0
世界バンタム級タイトルマッチ
(ファイティング原田Vsジョフレ)
フジ 66・5・31 63.7
98年サッカーW杯・日本―クロアチア NHK 98・6・20 60.9
大相撲千秋楽(千代の富士の初優勝) NHK 81・1・25 52.2
第60回全国高校野球選手権大会閉会式 NHK 78・8・20 50.8
94セ・リーグ優勝決定戦・中日―巨人 フジ 94・10・8 48.8
トリノ五輪フィギュアスケート女子フリー NHK 06・2・24 31.8
※1962年の調査開始以来の数字。ただし、調査方法が異なる年も含む(ビデオリサーチ調べ、関東地区)