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大塚“エコノミー”移動…レ軍のキャンプ地へ「抑え目指す」

大塚(左)

やばいッス…。大塚(左)もまた、気持ちはイチローと同じだった。ホテル前で上原と別れの握手をする日本の守護神の笑顔はどこか寂しげ=撮影・原田史郎

サンディエゴ(米カリフォルニア州)21日(日本時間22日)=広岡浩二通信員】WBC歓喜の優勝から一夜明けた大塚晶則投手(34)=レンジャーズ=が、誓いを新たにした。出発前会見で世界一の仲間との別れを惜しんだあと、メジャー選手らしからぬ? “エコノミー席”移動で空路、アリゾナ州サプライズのキャンプ地入り。日本の守護神の誇りを胸に、レ軍のクローザー奪取に挑む。

代表メンバーの全員が、別れを惜しんで握手を求めてきた。会見を行ったホテルの玄関前。大塚は空港行きの2台のバスに乗り込んだ盟友に大きく手を振った。

「素晴らしいチームだったので、やっぱり(別れは)寂しい。でも、日本国民の方に感動を与えられたことはうれしく思います」

大会期間中、大塚は“財産”を残していた。チームの精神的支柱になっていただけではなく、イチローとともにメジャーの経験をナインに伝えていた。

「(一緒に)日本に凱旋帰国したかったですけど、1人寂しくエコノミー(席)でアリゾナに向かいます」

そう、戦いはまだ終わらない。今度はレ軍の守護神の座を奪いにいく。ライバルは昨季37セーブをあげた右腕のフランシスコ・コルデロ投手(30)だ。キャンプは残り11日間。大塚は再び気合を入れた。

「(WBCで抑えをやったので)キャンプに参加していなくても大丈夫。抑えを目指します」

日本中が興奮したこん身のガッツポーズを、今度は新天地で披露する。