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2006.03.23 更新 “鉄人”王監督!会見終え即福岡帰郷、さあ3年ぶりV奪回
世界一軍団の凱旋帰国。王監督は到着ロビーを埋め尽くした1000人のファンに手を振って応えた=撮影・森本幸一 野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で初代王者に輝いた日本代表が22日夜、成田空港着のチャーター機で凱旋帰国した。約1000人のファンの熱い出迎えを受けた王貞治監督(65)は、成田市内のホテルで行われた会見後、深夜便で福岡へ帰郷。23日のソフトバンクの練習を視察予定だ。25日のパ・リーグ開幕を前に、世界一監督が“鉄人”になった−。 ◇ 成田空港は大フィーバーだ。歴史的な偉業を達成して帰ってきた王ジャパン。到着ロビーはあふれ返ったファンや旅行客の悲鳴に似た大歓声に包まれた。 集まったファンはトリノ冬季五輪で金メダルを獲得したフィギュア女子・荒川の帰国時(900人)を上回る約1000人。誇らしげな行進の先頭に、胸に日の丸のピンバッジを輝かせた王監督。手を振り会釈で応える。まさに凱旋だ。成田市内のホテルで行われた会見では、改めて世界一の喜びを語った。 「フィギュアスケートで“安藤選手”が金メダルを獲得して凱旋したときは、大変うらやましいと思いました。それから間をあけず、こんな歓迎を受けるとは思わなかった。40%を超える視聴率で国民の皆さんの応援を受けた。ファンの皆さま、ありがとうございました」 極限状態の緊張感から解き放たれた疲労に時差ボケ。「荒川(静香)」を「安藤」と間違う場面もあったが、喜びもひとしおだった。 ところが王監督、会見後に仰天の行動に出た。午後9時半に会見を終えると、羽田空港までハイヤーを飛ばし、午後10時45分発の深夜便で新北九州空港へ飛んだ。到着後、そこからさらに福岡に向かった。23日には午前10時からヤフードームで行われるソフトバンクの練習に合流する。サンディエゴ−成田−羽田−北九州−福岡。その距離約9100キロ。世界一監督は帰国直後、“鉄人”になった。 新たな戦いが始まる。ホークスのオープン戦は1試合も見られなかったが、コーチ陣からメールで情報を受けている。「きのうの友はきょうの敵というからね。せっかく野球が盛り上がったんだから、シーズンでもファンが熱い思いを持つ戦いをしたい」とペナントレースに早くもスイッチを切り替えた。 25日、昨年のプレーオフで煮え湯を飲まされたロッテと本拠地ヤフードームで対戦する。福岡に移って12度目の開幕。野球伝道のため、走り続ける65歳の“鉄人監督”は歩みを止めない。 (三木智隆) ★ウイニングボール野球博物館入りへ
王監督は帰国の途に就く前にも、サンディエゴ市内のホテルでイチローら全選手とともに会見。そこではイチローと大塚を“チームMVP”に挙げた。「私は国際(試合の)経験がなかったので、アメリカの強豪と一緒に仕事をしているイチローくんと大塚くんに経験を披露してもらった。それがチームにとって大きな役目になりました」。また、「最高 世界一 王貞治」とサインしたキューバ戦のウイニングボール=写真=を、東京ドーム内にある野球博物館の殿堂に寄贈することも明らかにした。 ★“2冠”松中笑顔、経験生かしたい大会を通して、得点王と最多安打の“2冠”に輝いた松中も笑顔。「自分のチームの王監督を、世界一にするんだと頑張った。日の丸をつけて戦う喜びとつらさがあったが、今はほっとしている。学ぶべきことも多かった。今回の経験を生かして1年間戦いたい」。世界一の監督をリーグで敗退させてはならない。日本一との“ダブルタイトル”を目指してソフトバンクを引っ張る。 ★小泉首相が祝電「手に汗握った」凱旋会見の冒頭には小泉首相の祝電が読み上げられた。「準決勝、決勝は私も手に汗を握りながら、テレビで応援していました。これからも世界中の野球ファンのためにがんばってください」。また、質疑応答の前には根来コミッショナーが「お金をいくら費やしてもこの喜びは表すことができない。本当に良かったとお祝いを申し上げたい」とねぎらいの言葉を贈った。 ![]() |
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◆川崎
「(キューバ戦のホームインの感想を聞かれ)“神の右手”といわれているらしいんで、それで売り出していこうと思っています」